
うちの家族は仲が良く、毎日が幸せです\(^o^)/。ちょっとした自慢ですみません。でも、これは夫婦それぞれがお互いの感情を操るテクニックを身につけてきたから。2人ともがもとから仏のような性格だった訳じゃないですヨ。今回はそんな、夫婦の仲が良くなるテクニックについてお伝えします!
まず、夫婦の仲が険悪になるときって、少なくともどちらかが怒っているんじゃないでしょうか。怒る人、怒られる人。あなたがあてはまるほうを、お読みください。キノコのストーリーで語ります。
◆あなたが「怒りキノコ」さんの場合
腹が立ちますよね。相手は分かっていない。未熟。不公平。だから相手が成長してくれたらいいんですが、いまの関係のままではそれが望めなさそう。だからこの記事を読んでいただいているのでしょう。
そこで、次のテクニックが役に立ちます。相手をうまく操って、あなたが腹を立てないような人間になるまで成長させましょう。
方法は意外とシンプルです。相手に二つのものを与えてあげれば良いのです。それは、地図と食料。あなたの相手は、あなたの家の中で上手くサバイバルできない人。だから、地図と食料を与えてはじめて、成長が始まるんです。
地図:
ひとことで言えば、あなたの相手が「すべきこと」ですね。あなたは「いや、すでに伝えてますけど」と思うかもしれませんが、あなたの相手はもう少し丁寧に伝えないとわからない人。だから、もうちょっとだけ付き合ってあげて。
ここで、うまい言い回しのテクニックがあります。「◯◯して欲しいんだけど、いいかな?」という、最後に「いいかな?」をつけるテクニックです。相手の判断を尊重するような雰囲気を醸し出しながら指示を出せば、相手も気分悪くないでしょう。
食料:
こちらは心の食料。すなわち、「ありがとう」という言葉ですね。たぶん、あなたの相手は家の中で感謝される回数が少ないんだと思います。ま、それは未熟なので仕方ないのですが、人って感謝されるともうちょっとやってみようと思う生き物。だから、その「ありがとう」という言葉の食料をプレゼントてみてください。
ということで、上記の復習です。

「◯◯して欲しいんだけど、いいかな?」・・・地図
↓
相手がそれをしてくれる
↓
「ありがとう」・・・食料
それを何回も繰り返していくと、相手は「分かってくれる人」に成長していきますヨ。
◆あなたが「叱られキノコ」さんの場合
訳がわかりませんよね。相手が何に怒っているのか。地雷がどこにあるのか分からない。だから地雷を踏むことを恐れて、何もできなくなってしまう。しんどいですね。
あなたの相手は、人にして欲しいことを上手く伝えることができない人。だから、ちゃんと人に伝えられるよう成長してもらわないといけません。相手を上手く操って、伝え上手な人間になるまで成長させましょう。
ことを成すのは、相手の怒りが治ったとき。さっきなぜ腹を立てたのか、質問してみてください。あ、ただ、上手く質問しないとだめです。ここがテクニック。
「いつも十分なサポートができずごめんね。でも、さっき怒っていたことをちゃんと理解しておきたいから、もう少し詳しく教えてもらえる?」
↓
相手が教えてくれる
↓
「教えてくれてありがとう」

それを何回も繰り返していくと、相手は「人にして欲しいことを上手く伝えることができる人」に成長していきますヨ。「ごめんね」からはじまり「教えてくれてありがとう」で締めくくるのがポイントです。少なくともお相手はあなたが悪いと思っているので、ごめんと伝えると心を開いてくれるんです。まぁ、多かれ少なかれ、サポートが足りないのは事実なんでしょうし。また、ありがとうと伝えることで、人はもう一度それをやろうと思うものです。
うちの夫婦は、どちらも怒りキノコで、同時に、叱られキノコでした。どちらかが怒ったとき、もう片方は叱られキノコ。でも、上記の文化が醸成されてきたとき、笑顔の多い家庭に変わりましたヨ。
少し種明かしすると、うちは夫婦でカウンセリングのいろいろな手法を習っていて、そのエッセンスをギュッと凝縮したのが上のテクニックです。ただ、カウンセリングでは「相手は変えられない。自分から変わろう」と習います。でも、そんなの辛そうじゃないですか。修行僧かよと突っ込みたくなります。だから、相手をいい意味で操ってしまえ、というのがこの記事のテーマである訳です。ま、相手を操ると言いながら、自分がちょっと変わっていくんですけどね ^_^
・・・
後半は、人と仲良くなることに関係する、もう少しだけ深いお話。余力のある方はどうぞお読みください。
◆人間のタイプ
きっちりしていないと嫌な人、自由にできないと嫌な人、褒められないと不満な人、人に仕切られると腹がたつ人、など。人にはいろいろなタイプがありますよね。あなたは、あなたの相手がどのタイプの人か分かっていますか?もしくは、あなたの相手はあなたがどのタイプの人なのか分かっているでしょうか。
それぞれどんなタイプの人間なのか、話し合ってみるのもお互いを分かり合う一つの方法です。
アンガーマネジメントという考え方では人を6つのタイプで説明し、ソーシャルスタイルという考え方では人を4つのタイプで説明したりします。参考にされたい方は、それらをググってみてください。
◆価値観の連鎖
例えば幼少期に、厳しいしつけを受けたとします。その反動で大人になってからは自由を求める人になるかもしれません。また、静かだった人が賑やかな会社に就職してリア充(死語?)に化けるかもしれません。
すなわち、過去(幼少期)の両親の価値観、自分の所属している会社の価値観など、周囲の価値観に影響されて今現在の価値観が出来上がっているのです。
なので、お互いにどのような価値観の連鎖を体験してきたか、話し合ってみてもいいでしょう。うちの夫婦も何回か話し合いました。お互いが小さかった時にどんな嬉しいこと/嫌なことがあったのか、とか。
◆お互いの夢をサポートする
「庭にウッドデッキ作って洗濯物を干したいねん」「そうなん、じゃあ、どんな色のウッドデッキにする?」という感じに相手の夢をサポートすると、相手はとても喜びますよね。あたりまえです。そして、相手が喜ぶと自分も嬉しい。こんな文化にまで行き着けると、夫婦仲はより確かなものになるでしょう。
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以上、いかがだったでしょうか?少しでもあなたのお役に立てましたら幸いです。「心を操る」なんて書いてしまいましたが、ま、お互いに思いやりの心を持てば、二人ともが変わっていくということだと思います。
この記事を読んでいただき、ちょっとでも何か気づけたという方は、他の方にも是非お伝えください。Twitterなどでシェアいただけると嬉しいです!
最後は、このブログ恒例の締めくくりを。
◆本日の子の成長◆
・夫婦が仲良しだと、子供も安心して<創造>に没頭できる
・また、夫婦のやりとりから、上手な<会話>の方法を学ぶ
※参考 ⇒ 子育てダイアグラム =子供にプレゼントしたい10の能力=
◆本日の親の成長◆
・ひとことで言えば、夫婦円満、ですよね。
※以下、勉強好きな方のために、いくつかのキーワードをお伝えします。ネットで調べて、上記の元となったカウンセリングの考え方をご参照ください。
◯怒り → 論理療法、アンガーマネジメント
◯ありがとう → 交流分析のストローク
Twitterでもお会いしましょう!
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