未来の仕事と子育て by しぃたけ

しぃたけ🍄が、未来の仕事と子育てを考えます!

お小遣いを家庭内ビジネスで稼ぐ【なんでも教育論】


何気ない日常生活の中で、子供の能力をゆる〜く高めていくコーナー。今回は、お小遣いを通した子供の能力アップについて。

 

うちは、子供のお小遣いを「基本200円+家庭内の仕事ごとに20円ずつ」で設定しています。もし1日1回仕事をしたら、200円+20円×30回=800円を月末にもらえる形。

 

この価格設定は、子供のモチベーションに配慮した設定です。

 

現在、小学2年生で上記の価格設定ですが、小学1年生のときは「基本100円+家庭内の仕事ごとに10円ずつ」で設定していました。そうすると、1日1回の仕事で月末に400円にしかならず、そこそこ頑張ってもコロコロコミック(500円強)も買えない。そのため、モチベーションが高まらず、仕事もしてくれませんでした。

 

彼が今買いたいものは上記のコロコロコミックベイブレード(1,000円前後)。上記の価格設定にするとそれが射程距離に入ってくるため、現在は家庭内の仕事を頑張っています。「亀の餌やり、あ、僕がやるー」といった感じで。

 

※ちなみに、家庭内の仕事とは、風呂のお湯はり、食事の配膳、郵便物の確認、亀の餌やりなどですが、新しい仕事も歓迎ということで、家庭内起業も勧めています。

 

この小遣いの体験を通して高まる子供の能力は以下の3つと期待しています。

 

人に喜んでもらう成功体験を積み立てる

 

仕事は漢字で「仕える事」と書きますが、それは人が喜ぶことを成し、相手から感謝の気持ちを受け取る行為。相手に喜んでいただき、ありがとうという言葉とともに対価(お金)をいただく。

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うちでは、家庭内の仕事を通して、人にありがとうと言われる成功体験を積み上げていくことを経験してもらっています。子供の仕事に対して親がしっかりと「ありがとう、すごく助かったよ」と毎回、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

 

子育てダイアグラムでは「実行」の成功体験を蓄積することになります。

 

お金の感覚・ロジック(戦略)を考える

 

欲しいものがある場合、あと何回でその価格に至るか、足りない場合はどんな作戦を立てていくべきかを子供は頑張って考えます。そのようなお金の感覚、そしてそれをとりまく戦略思考のトレーニングになっているだろうと考えています。

 

親は、その作戦を一緒に会話をしながら考えるようにしています。「あと300円貯めないといけないから今日はこんな仕事をしてみる?」みたいな会話です。

 

子育てダイアグラムでは「ロジック」の能力が高まる、また、お金に関する「シーン記憶」の蓄積が期待できます。

 

交渉力を高める

 

それでもお金が足りない時は、裏技的なアイデアを考える必要が出てきます。例えば、おばあちゃんと交渉して1日労働することで、少し大きめの小遣いをもらうようにするなど。

 

その時に必要になるのが交渉力。その交渉の作戦を練る際も、必要に応じて親がサポートします。先日は、義理の母に電話をかけて、1日バイトをしたいという交渉をしてましたヨ。

 

子育てダイアグラムでは「会話」の能力が高まるでしょう。

 

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以上、いかがだったでしょうか。ありふれた日常生活の中でも、子供の能力を高めるきっかけがたくさんありますね。

 

もちろん、上記が小遣いのあり方としてベストとも思っていないので、それぞれのご家庭にあったお小遣い設定でやっていただければと思います。

 

お小遣いに関して子供と会話する際、この子のどの能力が高まってるのかな?と自問しながら子供とのコミュニケーションを続けてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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