未来の仕事と子育て by しぃたけ

しぃたけ🍄が、未来の仕事と子育てを考えます!

未来のビジネスを考えるためには、異世界を創る能力が必要 【未来のお仕事】


今日は、未来で仕事を行うために必要な「異世界を創る能力」について。

 

写真を使った異世界づくりの遊び

 この写真の場所に、行ったことのある方はいらっしゃいますか?側面から光があふれ、下が地面ではなく、飛空が必要なような場所。

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もちろん、誰もいないと思います。なぜなら、これは僕が合成した写真だからです。下の写真が元の写真。そう、地下道ですね。京都駅の近くの地下道を撮影したものです。なんの変哲もない写真ですね・・。

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また、以下のツイートの写真を(画像を大きくして)見てみてください。この写真の謎に気づきましたか?

 
そう。ある場所で撮った写真を少し方向を変えて掲載しているだけなのですが、空と池の面積の割合を調整し、これが正しい方向の見方であると錯覚を起こしやすいようにしています。パッと見たら、鳥が空を(飛んでいるのではなく)泳いでいるように見えるかと思います。
これらは写真のレタッチアプリがあれば、誰でも簡単に作成できます。

 

既視感は全てのビジネスの大敵(←飽きの低年齢化)

 さて、現在の子供たちはテレビ、親のスマホを通した動画視聴、検索、少し大きくなったらSNSといったように、触れる情報量が膨大です。お子様がいらっしゃる方は実感されていることかと思います。うちの子供もAmazon Primeでアニメのシリーズを毎日見て、何百話というストーリーに既に触れています。とても小さなうちから。

すると、どのようなことが起こるか。現実の世界やひねりのない単純なコンテンツに対しては、早いうちに既視感を持ってしまうのではないかと想像できます。いわゆる「飽き」ですね。「飽きの低年齢化」という社会現象が起こるのではないかと考えています。

うちの小学校二年生の息子もすでに買い物に慣れてきており、これはつまらない、買うのをやめておこうなどと判断をしながら買い物をしています。上述の通り、彼はすでに大量のコンテンツを目に通しているので、自分の好きな(異世界の)世界観にマッチしているかどうか、その鑑識眼を光らせているようです。

大人の世界でも同じです。Apple製品が好きな方は同ブランドが描く未来(=異世界)を気に入って商品を買っているのではないでしょうか。でも、同社が描く世界観に既視感を感じ始めると「普通になったよな~」と興奮が冷めるのだろうと思われます。

繰り返しになりますが、いまの時代、大人も子供も大量の情報に触れ続けており、あらゆるものに既視感を感じやすくなっています。なので、異世界をしっかりと創り続けていかなければ、すぐに退屈なブランドだと認定されてしまうのではないでしょうか。

ありきたりではない独自の(=既視感のない)異世界を、いずれのビジネスも携えていかなければならないのではないかと思うところです。

 

異世界を描くトレーニングをしよう

 という訳で、本記事では「異世界を描き続けることが未来のビジネスには必要」と主張しましたが、大人も子供も、どんな立場の人であっても、異世界を描くトレーニングを積んでおいて損はないのではないでしょうか。

もちろん、ビジネス上のブランディング(差別化)という意味での異世界と、個人が勝手に考える異世界は同じではないでしょう。でも、既視感のないモノゴトを考える姿勢という意味では共通するはずです。

はじめにご紹介した「写真を使った異世界づくり」は、写真のレタッチアプリがあれば誰でもできます。どんな写真でもちょっと変な感じに加工すれば、異世界を創れてしまいます。

また、僕は文章を書くのが好きなようで、小説にトライしています。以下は、僕が書いたショートショートのミステリーですが、数千文字で一つのストーリーを創れてしまいます。

www.growing-parent.com

こういったトレーニングはビジネスに即座には直結しませんが、異世界を創っていこうという姿勢は、いつかはビジネスの役に立つのだろうと思うところです。

レーニング以前に単純に楽しいことですので、お時間ある方は是非トライしてみてください!

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